*そうだったのか!直列アメフラシ ― 2014/02/03 00:45
以前志賀島でダイビングしたときのこと,
3個体縦につながったクロヘリアメフラシを見ました。
クロヘリアメフラシ(再掲)
ウミウシ研究者の中野理枝さんの著書,
「海に暮らす無脊椎動物のふしぎ」によると,
アメフラシの仲間は前後に連なって,
直列交接を行うそうです。
直列交接では前の個体がメス役で,
後ろの個体がオス役ですが,
このように3個体が並んで交接を行う場合は,
真ん中の個体は,後ろの個体から精子を受け取りつつ,
前の個体に精子を受け渡すことができるとか。
数少ない繁殖の機会を効率的に活用することができる,
素晴らしい(?)機能をもっています。
ということは,
アメフラシが10個体くらい集まれば,
1周ぐるりと輪になってつながって,
巨大な交接リングができあがるということか?
春の大繁殖の時期に見ることができるかも?
*志賀島でダイビング_20130512 ― 2013/05/12 21:43
福岡は見事な快晴,そして気温もぐんと上がり夏日となりました。
久しぶりに志賀島の海へと出かけました。
各地で磯焼け現象が報告されていますが,
今のところ幸いにも志賀島の海中は被害を免れているようです。
このまま豊かな海であってほしいものです。
志賀島の海中風景
アカモクやワカメなどの海藻が行く手を遮るように
うっそうと繁っています。
坊津や柏島の海とはまたひと味違った生態系を形成しています。
イソウミウシの仲間
クロヘリアメフラシのトーテムポール
3個体が縦一列に見事に整列していました。
ー2014.1.30追記ー
アメフラシの仲間は前後に連なって,
直列交接を行うそうです。
直列交接では前の個体がメス役で,
後ろの個体がオス役ですが,
このように3個体が並んで交接を行う場合は,
真ん中の個体は,後ろの個体から精子を受け取りつつ,
前の個体に精子を受け渡すことができるとか。
数少ない繁殖の機会を最大限に有効活用することができる,
素晴らしい機能をもっています。
(「海に暮らす無脊椎動物のふしぎ」中野理枝著より)
ー追記ここまでー
ウミウシ3種盛り
クロヘリアメフラシ&ゴマフビロードウミウシ&ミヤコウミウシ
まさかのスクランブル状態。
くれぐれも,決してやらせではありません。
どれほどのウミウシラッシュか分かっていただけますでしょうか。
ウミウシも歩けばウミウシに当たる。
なんちて。
別カット
ブレーメンの音楽隊か。
クモガニの仲間
2cmくらいのちびっこです。
なんだかファイティングポーズをとっているようにも見えます。
「なんだ,お前。やんのか?」
別カット
「おひけぇなすって」
キヌカジカ?
なかなか凛々しい顔立ちです。
コケギンポ
頭をゆーらゆーら揺らしていました。
ツノガニ→カイメンガニのようです。
ありとあらゆる素材をふんだんに使って
全身をカモフラージュしています。
つぎはぎだらけのボロを着ているように見えて,
意外と前衛的なファッションぽくてかっこよい。
水温はやっと16℃を超えるくらいとまだまだ低めでしたが,
海藻かき分けダイビングも意外と面白く,
あっという間に時間がたってしまい,
久しぶりにオーバー100分となりました。
朝8時に家を出て1本潜って12時前にはダイビング終了,
志賀島温泉にゆっくりつかって体を温め,
シャワーさんでお昼ご飯を食べて,
イオンで買い物して帰宅して15時。
ちょっとそこまでお出かけ気分でダイビングできる幸せを実感しました。
志賀島(福岡)でダイビング_20120909 ― 2012/09/09 22:07
およそ15ヶ月ぶりに志賀島へ潜りに行きました。
こんなにブランクが空いてしまうと,
もはやホームとは言えません。
しかも,迷ってしまいました。恥ずかしい。
完全に勘が鈍っています。
もうあっぷあっぷ状態で,ろくに写真も撮れませんでした。
タツノオトシゴ
志賀島の定番メンバーです。
奥様が2匹見つけました。
もう1匹
フジタウミウシ
35mmほどの個体です。
旦那は図鑑写真狙いです。
コノハミドリガイ
辰の口でも交接してましたが,ここでもカップルが出来てました。
奥様はあくまでも構図重視です。
コケギンポ
こちらも志賀島定番メンバー
カメラを近づけるとガアーーッと口を開けて威嚇してました。
マダラギンポ
まだ若い個体です。
志賀島では初めて見ました。
志賀島でも繁殖してるのでしょうか?
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